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エネルギー溢れるラインラント地域の魅力12選

ドイツで最も古くから繁栄したラインラント地域。ケルンやボンを中心に300万人もの人々が生き生きと暮らすドイツ最重要地域のひとつだ。ケルンはノルトライン=ヴェストファーレン (NRW) 州最大の都市。ボンは1990年にドイツが統一されるまでは西ドイツの首都だった都市だ。ドイツテレコムのお膝元であり、国際的な会議も多数開かれる。(同コンテンツは画像満載でこちらからも閲覧可能)

 

1.  美術見本市「アート・ケルン」(Art Cologne)1967年から開催されている世界一古い美術見本市で、現在も世界でトップクラスの美術見本市に数えられる。モダンアートが中心だが、ギャラリーには、無名の新人から著名な芸術家の作品まで展示される。

2. ドイツ体育大学ケルン(Deutsche Sporthochschule)ドイツ体育大学ケルンは、ドイツで唯一の体育大学にして世界最大の体育大学。多くのトップアスリートが学び、多数の指導者たちが育成されている。入学試験はとても厳しく、20種目のうち19種目で合格しなければ門戸は開かれない。鍛え抜かれた優秀な受験者ばかりだが、その半数以上が不合格になる。

3. 人気子供番組「だいすき!マウス」(Die Sendung mit der Mausドイツで最も人気のあるネズミといえば、ミッキーではなく、子供番組「だいすき!マウス」に登場するオレンジ色のネズミだ。マウスの友達は、青い象のエレファントと黄色のアヒルのエンテ。どのキャラクターも言葉を話さない代わりに、効果音や音楽で物語が進む。キャラクターに名前はない。番組内で内容やテーマが切り変わる際に登場し、マウス達が毎回小さな問題を解決する。

4. ケルン大聖堂(Kölner Domライン河畔に立つゴシック様式の大聖堂。正式名称 - ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂。現存する大聖堂は3代目で1248年に建設が始まり、実に600年余りの歳月をかけて1880年に完成したもの。高さ157メートルと壮大で、聖堂建築として欧州第2位の高さを誇る。818年に完成していた2代目のケルン聖堂に、12世紀後半、東方三博士の聖遺物(遺骨)が安置されたことで、ヨーロッパ中から多くの巡礼者が訪れるようになり、現存する3代目の大聖堂建築へとつながった。1996年にユネスコの世界文化遺産に登録。今日も「東方三博士の聖遺物」が納められた黄金の棺が最大の見所だ。

5.    カーニバル(Karnevalケルンのカーニバルのクライマックス「薔薇の月曜日」は、ドイツで最も有名で、ヨーロッパ最大のパレードだ。1823年からの歴史があり、7kmの長さに及ぶ。3万人のケルンっ子たちが、160以上のカーニバル団体を、ボランティアで運営している。

6. リモワ(Rimowa100年以上に渡ってスーツケースを製造し続ける老舗会社リモワ。“軽さ”へのこだわりは1898年の創業当時から。すでに1950年には、今となってはすっかりおなじみの縦溝デザインでアルミニウム製のスーツケースを製造。2000年からは、更に軽さを追求したポリカーボネート製スーツケースを提供している。「リモワ」とは、2代目の名前「リヒャルト・モルシェック」から、Richard Morszeck Warenzeichen(リヒャルト・モルシェック・ブランド)の頭文字をとったもの。

7. ベートーヴェン・ハウス(Beethovenhaus)作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)の生家がボンのボンガッセ20 (Bonngasse Nr. 20)にある。ベートーヴェンは生まれて最初の数年間をそこで過ごした。現在は記念館として保存されており、ベートーヴェンに関する所蔵品の数は世界一を誇り、ベートーヴェンファンにとって訪れるべき場所となっている。きしむ階段や床、そして狭い部屋の造りは、当時の住まいを今に伝えている。

8. ラインの火祭り(Rhein in Flammen)毎年5月の午後、約50隻を超える船がボンの岸辺に集まる。人々を乗せた船は、ライン川にゆっくりと漕ぎ出し、行列となって、ボンの街の方角へと向かう。川岸では、2000個ものベンガル花火に火が放たれ、街も赤い光でライトアップされる。ライン川の畔と街が一斉に花火と光で鮮やかに赤く染まる「ラインの火祭り」は実に幻想的。20分間絶え間なく打ち上げられる花火は火祭り最大のハイライトだ。

9. ドイツ航空宇宙センターDeutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt −DLR)ケルンにはドイツ航空宇宙センターの本部がある。風洞や太陽炉、エンジンや物質テストの装置を備えている。ここには、ヨーロッパの宇宙開発・研究機関である欧州宇宙機関(European Space Agency : ESA)の欧州宇宙飛行士センター(EAC)もある。

10. ドラッヘンフェルス(Drachenfels)ボン南東にあるジーベンゲビルゲ(Siebengebirge:「7つの山地」の意)は、ドイツ最古の自然保護地域。ロマン派の芸術家たちも、ここでインスピレーションを受け、ライン・ロマンティシズムの概念が生まれた。海抜321メートルの小高い丘の上にあるドラッヘンフェルス城址に登るには、ケーニヒスヴィンター(Königswinter)から、登山電車を使うとよい。山の上からはラインの素晴らしい風景を一望できる。

11. ファンタジアランド(Phantasialand)ケルン近郊ブリュールにあるディズニーランド風のコンパクトなアミューズメントパーク。ドイツで2番目に人気のパークで、毎年約200万人が来場する。ディズニーランドのように、ファンタジアランドをテーマにしたホテルも隣接する。2016年には新しいジェットコースターTARONがオープンした。1.3kmの長さを最高時速117kmで駆け抜ける。世界最長最速のライドだ。

12. ケルシュ(Kölsch)ケルン地方で醸造されるケルシュは爽やかな酸味の軽やかなビール。シュタンゲ(Stange)と呼ばれる200mLの円柱型の細長いグラスで飲む。ケルシュを運んでくれるケーベス(Köbes)も人気者だ。ケルン、ボン、デュッセルドルフで、ビールを運ぶウェイターをこう呼ぶ。伝統的には青いリネン製の制服を着ていて、ウエストポーチ式の財布を持っている。ケーベスは、クランツ(Kranz)と呼ばれる持ち手の付いた手提げ風のお盆に何本ものシュタンゲを載せて、空いたグラスを見つけては次から次へと客の元へケルシュを運んでくる。コースターをグラスの上において初めておかわりストップのサインとなる。フルーティーで軽やかなケルシュは水のように何杯も飲むのがラインラント流だからだ。