ドイツの展示会 - 圧倒的強みはどこにある? ケルン・メッセ
#2 ケルンの国際展示会から世界のトレンドが見えてくる: 「今」注目すべき2つの展示会
ドイツ・NRW州には多くの都市があり、数々の国際展示会(見本市・メッセ)が開催されている。今号では、人口が100万人を超えるNRW州随一の大都市であり、文化都市としても知られるケルンに焦点を当て、2026年に開催される注目の展示会を2つピックアップ、見どころを解説する。

ケルンといえばまず、中央駅前にそびえる大聖堂が有名だが、そこから目の前の大きな橋を渡るとすぐ見えてくるのがケルン・メッセ駅だ。交通の便も良いこの展示場では、年間80以上の国際展示会、2000以上のカンファレンスが開かれている。2024年に100周年を迎えた歴史あるケルンメッセの東京オフィス、高木誠社長に2026年後半に実施される注目メッセについて伺った。
① gamescom / ゲームズコム (https://www.gamescom.global/en)
【開催時期:2026年8月26日~30日(開催頻度:1年に1回)】
NRW州ケルンで開催される世界最大級のコンピューターゲーム・エンターテインメントイベント。2025年は世界128か国から約35万7,000人(うち業界関係者34,000人以上)が来場した。圧倒的な集客力と国際的なBtoB機能を併せ持ち、近年はアニメ、マンガ、IP、eスポーツ、AIなどを含む総合的なデジタルエンターテインメントの世界的プラットフォームへと発展している。
注目ポイント①:世界最大級のゲーム・エンターテインメント市場を体感!
各社の新作発表や最新技術が一堂に会し、世界のトレンド把握とパートナー発掘を同時に行える。
注目ポイント②:日本コンテンツへの関心の高さ
欧州では日本のゲームやアニメ、IPへの人気が高く、ブランド認知向上の場として価値が高い。
注目ポイント③:欧州市場攻略の最前線!
一度の出張・出展でも多様なキーマンに幅広くアプローチでき、海外展開を目指す中小企業、コンテンツ企業の第一歩に最適。
こんな企業におすすめ!
ゲーム開発・パブリッシャー、アニメ制作、IP・ライセンス、XR・AI技術、eスポーツ・配信、マーケティング関連企業。
<高木・日本代表より>
日本のコンテンツの海外展開には、現地市場の理解とパートナーが不可欠です。gamescomは欧州をはじめとする世界市場への玄関口であり、短期間で市場動向の把握やネットワーク構築が可能です。ケルンメッセ日本法人が出展・視察の両面からサポートしますので、ぜひご活用ください。
② ORGATEC Cologne(オルガテック・ケルン) (https://www.orgatec.com/)
【開催時期:2026年10月27日~30日(開催頻度:2年に1回)】
1953年に誕生した世界有数のワークプレイスデザイン見本市。2024年は126か国から約5万人が来場、出展企業の76%を海外企業が占めた。近年は「空間の未来」を提案する国際プラットフォームへと進化し、日本など世界へも展開。今年からはインテリアブランド「idd cologne」と連携し、オフィスだけでなく、ホスピタリティやコントラクトビジネス分野へも領域を拡大している。
注目ポイント① 「家具の展示会」から「未来の働き方を考える場」へ
AI普及やハイブリッドワーク定着に伴い、オフィスは「人材」「イノベーション」のための経営資源となっている。ウェルビーイングやサステナビリティ等の最新事例を求め、経営者や人事担当者も多く来場するのが特徴だ。
注目ポイント② オフィスからホテル・商業施設まで、空間デザインの未来が集結
家具、建材、照明、IT、建築など多様なプレイヤーが集う。「働く」と「暮らす」の融合など、今後5〜10年先の都市空間トレンドを把握できる。
こんな企業におすすめ!
オフィス家具・内装材・照明メーカー、IT企業、建築設計事務所、不動産・ホテル事業者、自社の働き方改革やオフィス移転・リニューアルを検討する企業。
<高木・日本代表より>
ORGATECは、未来の働く環境を議論しビジネスを創出する国際見本市です。あらゆる業種が未来の顧客になり得る場であり、海外進出に慎重な日本企業にとっても、欧州トレンドの把握、パートナー開拓、そして自社のオフィスづくりのヒントを得る絶好のチャンス。一度ご訪問ください。
ドイツの展示会・見本市は、出展締め切りが早いものも多い。今回、出張等で訪れ、ぜひ出展したいと思われた企業の皆様は、ぜひ早めにケルンメッセ日本法人へお問い合わせを。
お問い合わせ先:kmjpn@koelnmesse.jp