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新たな企業支援プログラム NRW州とEUが気候適応を支援

NRW州環境・交通大臣オリバー・クリシャーが「NRW州には気候レジリエントな企業が必要」とコメント。NRW州政府とEUが1,300万ユーロを支援。なお、資金はEFRE/JTFプログラムNRW 2021-2027 から提供。

EFRE/JTFプログラム NRW 2021-2027*の一環として、NRW州およびEUは、気候適応策の実施のため約1,300万ユーロを即時拠出すると決定。「NRW州は、気候危機が及ぼす人々への影響を軽減するためにも、レジリエントな企業が必要なのだ」と、環境・交通大臣クリシャー氏は、その理由を述べた。

この支援プログラムへの申請を受け付けているのは、NRW州イニティアティブ機関である「イノベーション促進機関(IN.NRW)**」で、来年(2026年)3月31日まで。なお、IN.NRWは質の高いコンサルティングも提供しており、州内の中小企業や地方自治体からの問い合わせ、参画に大きな期待が寄せられている。

同プログラムの支援対象となるのは、特に長期的な効果が期待できる「自然」をベースとした対策で、例えば、壁面緑化や降雨の保持などが該当する。支援対象となるプロジェクト実施によって、気候危機による影響が軽減したという、明確な貢献が求められる。

*Europäischen Fonds für Regionale Entwicklung (EFRE) und des Just Transition Funds (JTF) 
欧州地域開発基金(EFRE)及び公正移行基金(JTF)のプログラムを活用し、
NRW州で2021〜27年の間に促進する州独自のプログラム

**イノベーション促進機関(IN.NRW <Innovationsförderagentur NRW>)公式サイト

出典
EFRE/JTFプログラム NRW 2021-2027* 詳細 https://www.efre.nrw.de/einfach-machen