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ドイツ 2Gエナジー社の水素コジェネレーションが富士吉田市に 水素の重要性を再認識

未来のエネルギー産業に向け、水素は世界中で大きな役割を担っている。ドイツ NRW州の2Gエナジー社は、今度は富士吉田市で水素コジェネレーションを稼働させた。

新電力大手のイーレックス株式会社(本社:東京都中央区)は信頼性の高いエネルギーの安定供給を常に目指している。その一環として、今般2G社の水素発電装置を初めて自社製品群に取り入れた。エネルギーミックスにおける水素の分散利用は、気候ニュートラルなエネルギー供給の実現に長期的に貢献できる。同社が山梨県富士吉田市に設置した2G社の水素コジェネレーション(型式agenitor 412)の出力は320 kWで、再生可能エネルギーによって発電されたクリーン電力が地域の電力網に供給される。

イーレックス株式会社では、今般新たに導入した水素コジェネレーション装置のみならず、5基のバイオマス発電所も稼働し、クリーンで気候ニュートラルなエネルギーを地域に供給している。2G社もまた、クリーンエネルギー供給では長年の経験を有する企業だ。同社国際事業開発責任者のアンドレ・バンケン氏は「1995年の2Gエナジー設立以来、様々な種類・質のクリーンガス利用に積極的に取り組んできた。水素経済が世界中で拡大する現在、長年の経験から培ってきた専門知識を活用しながら、標準仕様で様々なプロジェクトを行なっている」と、コメント。同社は2014年に水素コジェネレーション装置の第一号機の運転を開始し、現在ではドイツ、ドバイ、英国、米国そして日本で水素プロジェクトを手がけている。

出典  写真コピーライト:  2G Energy AG