Jump to Navigation Jump to search Jump to Content Jump to Footer

Hy.Summit.Rhein.Ruhr 2024 NRW州で9月に開催 ドイツ有数の水素・燃料電池地域

Hy.Summit.Rhein.Ruhr 2024は、2024年9月16日から18日まで、ドイツ有数のエネルギー地域であるNRW州で開催され、デュイスブルク、ドルトムント、エッセンの3都市で主要イベントが行われる。産官学のトップエキスパートが一堂に会し、40を超える講演、パネルディスカッション、イノベーション展示が実施される予定だ。

人口約1100万人を擁するNRW州のライン・ルール地域は、ヨーロッパ有数の産業・エネルギー・物流クラスター拠点であり、カーボンニュートラルな生産・物流を実現する上で先駆的な役割を果たしている。また、ドイツと欧州の「エネルギーシフト」の成功、そして気候変動に対する目標達成に向けた変革の鍵を握る地域でもある。

NRW州政府は、2045年までにカーボンニュートラル経済を実現することを公約している。それゆえ、ビジネス、学術、政府、行政にまたがる協力ネットワークの構築を通じて、持続可能で革新的な道を歩み、グリーン未来の基礎を築くことを目指しているのだ。

“水素ライン・ルール地域”の名称が冠されたHy.Region.Rhein.Ruhr協会は、カーボンニュートラル地域への転換に向け、関係者等の議論と支援を促進する重要なプラットフォームの役割を担っている。同団体の目的は、水素と燃料電池技術、および水素を利用した産業プロセスの市場導入を支援し、グリーン水素経済を実現することだ。

300を超えるイノベーション・プロジェクト、クラスター、研究機関が存在するNRW州では、水素産業の活性化を後押しするために多数のプロジェクトが促進されている。その一例として、H2UBがある。H2UBは、水素に焦点を当てた欧州レベルのイノベーション・ネットワークであり、NRW州政府が450万ユーロの資金を拠出している。

NRW州では燃料電池と水素エコシステムが形成されていることから、このHy.Summit.Rhein.Ruhr 2024がきっかけとなり、日本との更なる協力につながること期待する。日本は水素技術で世界をリードしており、同分野でイニシアチブを推進するため、協力や提携を模索している。日本とNRW州が共同で持続可能なエネルギー・ソリューションを提案し、世界の水素経済を牽引したいと願う。

Hy.Summit.Rhein.Ruhr
9月16日(月)18:30 - 22:30  デュイスブルク
9月17日(火)  9:00 - 18:00  ドルトムント
9月18日(水)  9:00 - 19:30  エッセン

公式ホームページ(ドイツ語) 
お申し込み 9月13日締切
参加費 41.18 ユーロ

画像: iStock-1340022435