プログラムのハイライトは、海外進出の利点や戦略についての専門家等によるパネルディスカッションで、スタートアップがどのように国際的成長の機会を活かし、適切な戦略を立てるべきかについて意見を交わした。また、成功事例の紹介があり、日本企業のドイツ市場への参入経緯や、どのような戦略で市場に適応したのかが語られた他、スタートアップ3社がピッチセッションで登壇し、今後の事業計画を発表。
持続可能な海外展開戦略についても議論が交わされ、企業が文化の違いを乗り越え、長期的に安定したビジネス関係を構築する方法についての実践的なアドバイスが共有された。なお、引き続き行われたネットワーキングでも、投資家やパートナーとのつながりを求め活発な意見交換の機会となった。
*会場で弊社代表川久保が参加者4名に直撃インタビュー!
ショート動画(Youtube, 約30秒)をご覧ください。
- 株式会社wead 代表取締役 井川 桃花氏 「捨てる、を捨てる」がコンセプト
- ドイツ学術交流会(DAAD)東京所長 アクセル・カーペンシュタイン「日本市場は縮小化へ」
- Start2 Group 日本代表 小田嶋アレックス太輔 「日本が得意な製造業はドイツの基幹産業」
- Antler VC Japan 代表 サンディープ・カシ「仕事文化の理解をサポート」
同イベントに登壇したのは川久保カロリーナ(NRW.Global Business Japan 代表取締役社長)、山本 猛氏(株式会社ハイボット COO)、井川 桃花氏(株式会社wead 代表取締役)、稲垣 徹郎氏(株式会社estoma CTO)、乙川 直隆氏(株式会社イノフィス 代表取締役社長)。なお、パネルディスカッションには上述 山本氏(ハイボット)の他、小田嶋アレックス太輔(Start2 Group 日本代表)、Sandeep Casi(Antler VC Japan 代表)が加わり、日本のスタートアップがヨーロッパに進出する際の課題やチャンスについて議論した。
参加したスタートアップにとってヨーロッパ市場についての貴重な知見を得るとともに、拡大戦略を洗練させ、戦略的なパートナーシップを築くための貴重な機会を提供したイベントとなった。