日本のオークマグループがNRW州クレーフェルトに新しいエンジニアリングセンターをオープンした。
同社は、ソフトウェアや制御を含むCNC(コンピュータ数値制御)工作機械のトータルソリューションをカスタマイズして提供している。新しいエンジニアリングセンターでは、プロセスの最適化により、リードタイムの短縮が可能になっている。オークマヨーロッパのノベルト・テーヴェン社長は「エンジニアリングセンターが出来上がったことで、我々は、顧客からの特別なリクエストをより良く、かつより早く実現できる。また加えて顧客の生産業務に適したトータルソリューションをヨーロッパ中で提供できるようになる」と意欲を見せた。
1200平方メートルのエンジニアリングセンターには、最大で工作機械20台に対応可能な組立エリアがある。顧客の要求に応じて、オークマの標準仕様に現地付属品や自動化ソリューションを追加装備することが、この施設の目的だ。オークマはディーラーネットワークと連携し、スペアパーツからアフターサービスまで地域に密着したサポートを提供している。
出典 写真コピーライト: OKUMA Europe